花の女子大生時代。

かれこれ○○年前、私も花の女子大生と呼ばれていました。

私は、今では死語になってしまった「新人類」と呼ばれた世代です。
高度成長期とともに、未来に夢と希望を持てた時代に育ってきました。

私が短大生の頃、「女子大生ブーム」が起こり、女性雑誌が創刊されたり、
テレビでもてはやされたり、女子大生というだけでちやほやされる時代でした。
女の子が自由に遊んだり、おしゃれを楽しんだりすることがステータスのように
毎日がとても楽しかった事を思い出します。

規則の厳しい女子高校に通っていた私は、短大に入ると同時に
開放感でいっぱいで、「これからは自由だ~!」と学生生活を楽しむ事に
しました。勉強ももちろん真面目にやりましたが、長い休みには当時流行っていた
学生主催のツアーに参加し、軽井沢へテニスに行ったり、志賀高原に
スキーに行ったりしました。

いろんな大学の男子学生が中心にスタッフとなって、旅行の添乗員から、
テニスやスキーのコーチをしたり、夜はディスコパーティー、飲み会、
ゲーム大会など開催され、おおいに盛り上がりました。
部屋に戻ってからは朝方まで喋ったり、何人かで自転車でカップヌードル買いに
行ったり、ちょっぴり恋心も芽生えたりして、ほんとに青春を謳歌してました。

その頃はパソコンもない時代なので、駅や繁華街などでスタッフ自ら旅行パンフを
蒔いて、人を集めてましたね。人気の女子大の駅前ではいろんな学生ツアー
の団体が何人もビラ配りしていました。私は「ピクル・スポーツマンクラブ」
という所に参加し、今でもそのスタッフの何人かはお友達です。
同じ短大の先輩が女性スタッフをしていたので、仲良くなり、
何度もツアーには参加しました。

今の時代のちゃらけたスポーツサークルとは違って、自分達の
サークルのポリシーがちゃんとあって、女の子目当てだけに来るような人は
スタッフとして認めないとか、決まりを作って、けっこうちゃんとしていましたね。

私が卒業する頃にはだんだん下火になり、学生ツアーブームも終わりました。
就職した頃には花のOLブームがきましたし、結婚する年頃には
結婚情報雑誌が創刊され、子どもを産む頃には育児雑誌が相次いで創刊、
30代には「VERY」などの子持ち・お上品主婦のファッション誌などが
創刊、私の成長に合わせるように豊かな時代の象徴として、
いつも時代の流行の中心にいたような気がします。

最近はあまり注目される世代では無くなっていますが、
働き盛りの世代として、まだまだ頑張らなくてはなりません。
私がすっかり大人になってしまったから思うのかもしれないけど、
最近は自分の事しか考えないタイプの人が増えているので、
時々、???と目が点になるような事を平気でする人がいて驚かされます。

こんな事書くと年寄りくさいようですが、やっぱり最後はその人の人間性が
すべてを左右し、幸せかどうかは決まるような気がします。
自分さえよければいいとかって好き勝手して人を傷つけるような人は
けっきょく人に信用されないし、表面上は楽しくやっているようでも、
中身は空っぽで、けっきょくうわべの付き合いしかされなくなり、
周りに人がいても、けっきょく一人ぼっちの淋しい人になってしまいます。

私はそんな中身のない付き合いはしたくないので、人との付き合いは
大事にします。そうしていたら、最終的に心の底から信頼できる人たちだけが
たくさん私の周りにいてくれて、私の人生はとても豊かになっています。
いつも支えてくれる心の友のみなさん、いつもサンキュ!です。
毎日いろんな事があって、嫌な事もつらい事もいっぱいあるけど、
本当に正しい事を判ってくれる人がいて、励ましたりしてくれる友人がいて、
私って本当に幸せだなあ~!と思います。

この記事へのコメント

ならやま
2005年06月24日 10:09
僕が大学生の頃は何がブームだったかなあ
世間ではバブルがはじけて就職氷河期に突入!の頃だったけど、
熱心に勉強するわけでもなく、クラブやサークルに入るわけでもなく
バイトもせず、のんべんだらりんと学生生活を過ごしてました。
大学の近くに格安のボウリング場があったので、友達(もちろん、野郎ばかりで)毎日のように通ってました。
あと、大阪のカラオケボックスでバイトしていた友達が、お店の鍵を預る係をしていたので、
河原町で飲んだあと終電で大阪に行き、カラオケボックス閉店後にこっそり鍵を開けて、
翌朝の始発電車までカラオケしてました。もちろん、タダで。

>いつも支えてくれる心の友のみなさん、いつもサンキュ!です。
「心の友」リストに「ならやま」も加えていただけると幸いです。
ゆきよん
2005年06月24日 22:47
ならやまさん。みんな学生の頃はどんな感じだったのかな~?
大学生の間ぐらいですね、自由なのって。お金なくても
それなりに楽しみ方を見つけて、友達と集まってるだけで
楽しかったな。
就職すると毎日会社に拘束され、緊張したり、人間関係に
悩まされたり、自由とは程遠くなってしまいます。
お金を得ていても時間的な拘束感がいつもあります。

「心の友」リストにもちろん、もう入ってますよ!
いつもさりげなく励ましてくれたりする、ならやまさんには
ほんとに感謝してます。ありがとう!
ジャイアンがのび太にへたな歌をむりやり聴かせて、
いやいや聴いているのび太に「お~我が心の友よ~!」
と一方的に好かれていると錯覚し、むりやり押し付けて
嫌われないよう充分注意しますので、これからも
どうぞよろしく!です。((笑))
ゆきよん
2005年06月24日 22:48
ブログ、いつも楽しい事を書こうと書き始めるのですが、
最後には説教臭い内容になったり、嫌な事があったりすると
うっぷん晴らしのように勢いで書いてしまい、後で後悔
したりして…。それなら、編集して消せば良いのですが、
まあ、後で見て、その日は気分が良くない事があったんだ
とか判って、自分の未熟なとこも判っていいか…!と
消さずに置いときます。お見苦しいかもしれませんが、
ざっと読み飛ばして、あほやなあ~と笑っといてください。
すんまそん。
柏原の牛
2005年06月24日 23:47
私の大学時代は、お昼前に学校へ行って食堂で仲間と昼食
午後の授業に出る予定が一路梅田まで直行
当時アルバイトしていた映画館へ仕事がなければ映画鑑賞てな感じ
夜再び学校の近くへ戻り下宿している仲間(男)の家で一夜を過ごす。
まともに学校行って無かったなあ(^^ゞ

ブログ 楽しい事に越したことはないけど、
やはり日々の思いを書き留めることが大事なのかな
私はさっぱりダメですが
ならやま
2005年06月25日 00:25
>ジャイアンがのび太にへたな歌をむりやり聴かせて・・・
こういう例え方、大好きです!
僕もよく、相手との精神的距離のとり方を間違えて
「ピピピピーッ!立ち入り禁止区域です!」って
怒られます。

今日のうちのブログでは、
「誰もそこまで知りたくねーよ!」と言われるくらい
自分の内面を暴露しちゃいました。
楽しいこと、悲しいこと、腹の立つこと・・・
何でもいいと思います。
ブログで喜怒哀楽を共有しましょう!
ゆきよんさんも、そのままの「自分」を
気にせずどんどん書いちゃってください。
サボ
2005年06月25日 08:36
人に対して、いつも会った後、傷つけること、言ってないのかなと気にすることが多くある日々です。
ホームページ、つくってからは、日々更新することができず、見ている人に申し訳ないなーと思いつつも、睡魔に負けてしまいます。
今、怪我しているのでオフ会を言い出しながら、日程が決められません。
また、悩んでしまいます。
いつもこんな調子です。
今まで。まわりの人達が喜んでくれると、すごく自分の事のようにうれしいと受けとめる私でした。
今は自分を振り返るいい機会だと考え、一人でもの思いにふけってます。
人生で多くの部分を占めた、近鉄ファンだったことを振り返る総括を始めてます。
パリーグのメルクマールとなった、黒い霧事件の本を読みだしたところです。
どうなることやら、です。
オフ会(近鉄内野応援同窓会)の日程は一ヶ月前くらいにお知らせします。
あんまり、多くなく、カラオケもあるかなくらいでしゃべりメインがいいですね。
これは自分のとこに書くべきでしたね。
ゆきよんさん、いたらぬ私ですが、これからのよろしくです。
いろんな事、ドンドン書いてください。
ゆきよん
2005年06月25日 11:41
柏原の牛さん。大学の最寄駅同じですよね。
すれ違っていたかも…と思うと、今野球を通じて
仲間になっているのが不思議な気がしますね。
男も女も、学生の時も大人になっても、常に仲間を作り、
誰かと楽しく集いたいのは変わりませんね。
個性的な人同士が集まると、まあ色々ありますが
その都度思いやり持って気持ち伝え合える人同士は
ずっといい仲間として続いていくのでしょうね。

ならやまさん。ブログやって、皆さんの意見とかもらえると
「そうゆう考えもあるのか~」ってとてもよくわかって
楽しいです。ならやまさんのブログでも、また喜怒哀楽共有
しましょう!またいっぱい書いちゃいます。
ゆきよん
2005年06月25日 11:52
サボさん。人を傷つけてないかな~?って振り返れる人は
たいてい人を傷つけてないですよ。逆に、自分は大丈夫と
思ってる人ほど全く気づかずに、傷つけていて、それが
判ってからも後始末出来ず、そこから逃げてばかりで
解決の糸口すら自分でつぶしてしまうようです。
そんな人見ると、なんで簡単な事が判らないんだろう?
と思います。私なら、間違ったとわかった瞬間走り出し、
「ごめんなさい!!」ってちゃんと謝りに行きます。
相手が許すとか許さないは関係なく、自分がそうしないと
気持ち悪くてずっと後に残るからね。
あ、また過激に書いてしまったわ!がはは…。
サボさん、こちらこそよろしく!です。
Kuma
2014年01月12日 19:56
偶然コメントを見ました。懐かしくなりコメントします。当時のスタッフの一員で当時のままスキーやヨット等スポーツを楽しんでます。本当に青春でしたね。
ゆきよん
2014年01月13日 09:08
Kumaさん。
コメントありがとうございます。
ピクルのスタッフだったんですか~。
懐かしいですね。

ネットで当時のことを検索しても、あまり出てこないので、当時のことは自分の中の思い出しかないですが、本当にいい時代でした。
そのせいか?今でもテニスやったり、スキーに行ってます(笑)

この記事へのトラックバック